2014/05/28

【メダカ鉢】姫谷家のはじまり

子メダカはいまのところ1匹も脱落することなくすくすくと育っています。

外のメダカ鉢は卵を放置していました。
たくさんの卵が食べられてしまってると思いますが、それでも何匹かは孵化にたどりついたようです。

ちらちらと泳いでいる子メダカ。
「自然の摂理にしたがってがんばるのだ」
と数日は見て見ぬふりをしていたけれど、旺盛な食欲で水の中をビュンビュン泳ぐ親メダカを見ていると、どうにも気になる・・・。

ということで、結局5匹ほど目についた子メダカは救出して、水槽で飼い主が孵化させたのと一緒に育てることにしました。
現在(多分)14匹。もう少し大きくならないと、数えきれません。

多分今5〜8mmぐらいです

そしてある日、子メダカ水槽に一緒にいれたヒメタニシの一匹が子どもを産みました。
ほんの5分10分、目を離した隙にです。
それまではタニシののったんのったんした動きをウフフと眺めていたのに・・・。

逆光なのでシルエットみたいな感じで、詳細が映らないと思いますが、以下タニシ画像をいれます。
水棲動物の感じが苦手な人はご注意を。




ベアタンクなので水底がばっちいですすみません。

ふと見ると、母タニシの肩に子タニシが。

ご出産

タニシは卵胎生といって卵ではなく5mm程度まで成長した赤ちゃん貝の状態で出産します。
といっても、こちらの地域では昔からタニシを味噌汁にいれて食べる習慣がありまして、私も子どもの頃から食べていました。最近は食べてないけど。
ミニサザエのように、貝からつるんと中身をとって食べるんですが、よくジャリジャリとした小さい貝を口にいれてしまったものです。
なので、タニシについて調べているときもなんとなく自然な気持ちで「ああそうでしょうね」と思ってて、むしろ他の貝が卵を産むという方にびっくりしてたり。


さっそくの親離れ

ここで飼い主の脳内で親子の会話が再生されはじめます。

母「さあぼうや、これからはひとりで生きていくのよ」
子「うんわかったよかあちゃん!ぼく、いってきます!」

わりと動きが早い

子「うんしょ、うんしょ!」
母「ぼうや・・・元気でね・・・くれぐれも味噌汁にされないようにするのよ・・・」

ずーっと眺めている飼い主をご想像ください

子「水面が、みえてきたぞ!」

子タニシはなんとなくカタツムリ感がつよめです

子「水面にぶつかったら、どっちへ進もうかなー」

まさかの・・・

子「あ、あれ・・・??」

水面を忍者のように進む子

子「ぼく・・・忍者だったんだ・・・」

その軽さと表面張力かなにかでしょうか。普通に壁から水面にうつって、そのまま歩いて行きました。

そしてその数日後、子メダカ水槽には親タニシ3匹、子タニシも次々生まれて現在6匹。
タニシのファミリーは姫谷家と呼ばれるようになりました。

ところでタニシは夜行性と聞きましたが、昼間でもかなり活動的に食事をしています。
陽の光すんごいはいって明るいんですが・・・。

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