フロンティア・スピリッツ

りくに散歩は必要だったようです。

散歩させる前と、させてからでは、翌朝のケージ内の荒れっぷりがかなり違いました。

散歩直前のある朝。新聞は前夜に交換。

散歩2回目の翌日の夜。新聞は前夜に交換。

えさ入れの位置とかも前夜のまんまです。
中身もあんまり減ってないけど貯蔵を食べてるので問題はないです。

疲れて新聞破り大会をする気力もないのでは、と思いきや、耳を澄ませていると夜中にいつまでもフルスピードで、以前よりも調子よく回し車を走らせていますので、疲れてないみたいです。

外の世界を知り、出られることを知り、少し納得してもらったのかな。

ただし、貯蔵されているエサがどんどん少なくなっているので、お腹は相当すくみたいです。

そりゃまあ、1時間を超える散歩の最中、立ち止まってるのは多分全部で5分くらいですしね。
毛繕いもほとんどやらなければ、おやつも食べない。

歩くなんてしません、常に走ってます。

トテトテ？ポテポテ？
いえいえ、スタタタタタッ、ですね・・・。

そして常に行き止まりに立ち向かっています。

室内の角という角、壁という壁に突撃し、床やラグを掘ってみたり壁を上ってみたり・・・。
この子には、恐怖心や安寧で平穏で退屈な生活を望む心がないのでしょうか。
登れない壁に立ち向かう姿は、さながらドン・キホーテ。
掘れない床を掘ろうとする姿は、目指せ石油王。
邪魔者を押しのけ乗り越えぐんぐん進み、新しい世界を探し出す探求心。
みごとなフロンティア・スピリッツです。

そして、穴が掘れない、壁に登れない、行き止まりの向こうに行けない、と思うとご立腹で、歯をカチカチならしていらだたしげに立ち去ります。

そんな時は、飼い主の足さえも腹いせにがぶっとやられそうなので（されてないけど）、びびってこちらが道を空ける始末・・・。

世界の全てが自分の縄張りみたいな性格なんだね。
女傑ですね。

なので、カメラを構えてみても、ほとんど良い写真が撮れないです。
壁に向かって立っているたくましい後ろ姿か、床を掘っているたくましいお尻姿くらいです。
あとはフリーズもめったにしないので・・・。
動画にしても、姿を追い切れません。常にファインダーの外へ抜けていきます。

諦めてただ眺め、山になっているだけのダメ主です。

でも、よく動き、よく食べ、よく飲み、よく寝てるので、きっと健康にはいいよね。
（そしてよく出している・・・）

体重も、もりもりっと増えて、80gを越えました。
ていうか、「4月生まれじゃなくて7月生まれじゃないのか疑惑」が私の中で日増しにふくらんでます。
ペットショップの店員もいい加減な感じだったし。「し」と「しち」を聞き間違えたんじゃないのかな？
病院とかだと、生後なんぼくらいかってわかるものなのですかねー。



そうそう、友人の息子（生後4ヶ月くらい）から、りくへプレゼントが来ました。
アスレチックホイールだそうです。

トンネルを抜けるとそこは回し車だった・・・。

という仕様の遊び場らしいんですが、

なんじゃこりは。

そこ、そこ、入り口はいってー。

なるほど、アスレチック！

使い方ちがってます。
でも臆せず立ち向かってました。

まだトンネルをつなげてないので遊ばせ方も決まってないけど。

どうもありがとう！

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